熊本県小学生学年別大会が熊本市総合体育館で行われ９名の生徒が入賞した。

第５回中津オープン小学生卓球大会が大分県中津市のダイハツ九州アリーナで行われた。

体育館は卓球の試合を行うには十分な広さできれいで明るい体育館であった。

中津市へは高速大分道の日田インターを降りて山国川沿いの２１２号線を走り約１時間ほどで到着。日田から中津までの道中は、大自然の山に囲まれた景色を見ながらドライブすることができてとても癒された。まだ紅葉の季節ではなかったがあと数週間ほどすれば山が色めいてきてとてもきれいな風景になるのであろう。

この大会へは初めての参加。団体戦（３シングルス制）と個人戦が行われ、個人戦は３種目（バンビ、カブ、ホープス）に分かれている。大会へは主に大分県内のチームと中津市に近い福岡県のチームが参加をしていた。

結果は、男女団体、男女ホープス、男子バンビの５種目で優勝することができた。

◆男子団体

◇準決勝

城山ひのくに　２－１　明野ジュニア（大分）

のつＳＣ（大分）　２－０　高森クラブ（福岡）

◇決勝

城山ひのくに　２－１　のつＳＣ　

◆団体女子

◇準決勝 

城山ひのくに　２－1　明野ジュニア（大分）

中津ジュニア（大分）　２－１　杵築ジュニア（大分）

◇決勝

城山ひのくに　２－１　中津ジュニア

◆男子ホープス  

優勝　松下（城山ひのくに）

２位　田中（城山ひのくに）

３位　稗田（のつＳＣ）、秋吉（明野ジュニア）

◆女子ホープス  

優勝　宮﨑（城山ひのくに）

２位　田尻（城山ひのくに）

３位　篠田（明野ジュニア）、高橋（畳和卓球）

◆男子バンビ

優勝　田尻（城山ひのくに）

２位　高橋（畳和卓球）

３位　中村（畳和卓球）、松島（畳和卓球）

◆女子バンビ

優勝　梅木（ぴんくす）

２位　高橋（中津ジュニア）

３位　谷口（城山ひのくに）

第２１回矢部オープンが山都町（旧矢部町）で行われた。

男子団体は２年ぶり４回目の優勝、女子団体は４連覇を達成した。

男子はエースが不在であり全員卓球の総力戦。決勝の大石卓球との１戦は城山に分が悪いと予想したが、竜巳と下大迫が奇跡的な逆転勝利を収めチームを勝利に導いた。団体戦というのは時として不思議な現象が起こるから面白い。チームの雰囲気とベンチワークの大切さを改めて感じた。

女子は智子監督が不在であったが危ない場面もなく優勝した。

男子個人戦は田中が３位に入賞するにとどまった。田中と竜巳は、大会最年少優勝（小学生５年生）を目指したが優勝するために必要なものがまだ不足していた。来年の全国大会でチャンピオンになるためには、もっと多くの経験が必要であると感じた。

女子はベスト４に３人が入る活躍。優勝した牛嶋は横綱卓球で圧勝。今回の出場者には牛嶋を脅かす敵はいなかった。

この大会に初めて参加した時（８年前）は、会場のあちらこちらから厳しい声が飛び交い活気に溢れていた。しかし近年はそのような場面を見ることが少なくなり全体的におとなしい、スマートな大会となってきている。情熱が足りないのか、それとも時代の移り変わりによって指導方針を変えざるをえないのか。少しさびしい感じを受けた。やはり影響力のある糸島自然塾の宮西さんがいなくなったことがとても大きい。毎年思うことは、北九州から参加している上村先生、渡邉先生には頭が下がる。中学校から初めた生徒をみごとに育てている。このような先生に続く若い先生はいないものなのか。真似してできることではないので無理なことなのか。この先生方がいなくなると、部活中心でやっている九州の中学卓球界の火が消えてしまうのではないかと心配している。子供たちに真剣に向き合い、人間を育て、卓球（部活）のすばらしさを伝えられる教師がいなければ卓球をする価値がなくなってしまう。卓球は劣等生を優等生に変えられる。卓球部に入れば間違いない。ということが社会的に良い評価を受け卓球の価値を上げるのではないかと思っている。子供たちの心を育てることがすべてであり、卓球はその手段にすぎない。